昨日の報告に続き、5月3日までに当院入院患者様8名、当院職員4名の感染が判明しています(昨日より+0名)。クラスターと考えて保健所および災害派遣医療チーム介入のもと感染拡大・防止対策にあたっています。陽性となっている患者様は一部の病棟に限局しており、適切に感染管理されています。また、現場はもとより当該病棟以外の患者様や職員も繰り返しPCRなどの核酸増幅検査を実施しています。保健所の指導のもと全職員が感染予防、出勤条件、勤務中の個人用防護具の装着や食事・休憩ルールなど、徹底した対策をとって感染予防対策をおこなっています。
現在更なる感染拡大を防ぐため、新規入院患者様の受け入れを制限し、外来はすべて中止・定期薬のみ処方の対応といたします。容態が悪い外来患者様につきましては他院への紹介状を用意するなど、何らかの対応をいたしますのでその旨を電話でご用命ください(休日帯は当直医対応となります)。
今回の新型コロナウイルス感染に関しまして、職員で手分けして当該病棟入院中のご家族様に電話連絡をおこない状況をご説明申し上げております。また、全入院患者様ご家族様にも今回の感染に関して文章で御報告させていただきました。発熱など容態が変化した入院患者様に関しては早急にご家族様に電話でご説明いたします。
患者様、ご家族様をはじめ関係者の皆様にはご心配をお掛けすることとなり、誠に申し訳ございません。感染の早期終息にむけて病院全体で取り組んでいます。ご理解ご協力のほどをお願い申し上げます。
旭川リハビリテーション病院院長